2023年6月19日 (月)
こんにちは。院長の岩松です。
梅雨の訪れとともに、
ジメジメと過ごしにくく感じる日々ですね。
湿度の高さは歯の健康にも関わってきます。
細菌は湿度や温度によって繁殖しやすくなるため、
お口のなかはまさに絶好のすみか。
しっかりとケアをしないと、
口臭や歯周病のリスクが高まります。
お口の中を清潔にするよう心がけ、
湿気に負けない健やかな口元を保ちましょう。
さて、先日当院の理事長が
勉強会に参加してきました。
今回の勉強会は
アメリカのペンシルバニア大学歯内療法学科の
臨床コンセプトとテクニックを広く伝えることを
主な活動とするスタディークラブが主宰 しています。
日本にいながら
権威あるペンシルバニア大学の治療法を学べるのは
大変ありがたい機会です。
今後もこのような勉強会等で知識や技術の向上を図り
皆さまにより良い医療を提供できるよう
日々研鑽を続けていきたいと思います。
ウニクス成田歯科
〒286-0007 千葉県成田市はなのき台2-25-1 ウニクス成田内
TEL:0476-27-8241
URL:http://www.unicus-dental.com
Googleマップ:https://g.page/r/CVCv8QnlyOuiEBA
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2023年6月5日 (月)
こんにちは。院長の岩松です。
梅雨の季節となり、雨の日が多くなってきましたね。
せっかく洗濯しても、部屋干しをするしかなく
「ちょっと臭いが気になる」
ということもしばしばあります。
あの臭いは、衣類や洗濯槽についた、
雑菌が繁殖した結果生じるため、
洗濯槽をこまめに掃除したり、
洗濯前に衣類を60度の熱湯に浸けておいたりすると、
抑えられるそうです。
ご家庭のなかには、ほかにも
菌の繁殖しやすい場所がたくさんあります。
たとえば、キッチンやお風呂場の排水口に、
「ぬるぬるとした不快な粘膜」が付着しているのを
見たことはありませんか?
あの粘膜は『バイオフィルム』といって、
細菌のかたまりなのですが、実はあれと同じものが、
皆さんのお口にもこびり付いてしまうのを
ご存じでしょうか?
■お口の中に排水口と同じものが…!?
バイオフィルムとは、
細菌同士が集まり膜に覆われた、
細菌の集合体です。
私たちが食事をすると、
その「食べかす」を餌として、
むし歯菌や歯周病菌が増殖します。
その際に、だ液の糖タンパクと
結びついて作られるのが『プラーク』です。
なんと、プラークには
1mgあたり1億個もの細菌が存在しており、
放っておくと
「ぬるぬるとした強固な膜」を作り出します。
そう、
私たちの歯にもできてしまう「ぬるぬる」もまた、
排水口と同じ『バイオフィルム』なのです。
■バイオフィルムはこんなに強固!
一度バイオフィルムが形成されると
菌を守るバリアのようになり、
除去するのがとても困難になってしまいます。
通常、お口の中は「だ液」によって、
ある程度は殺菌されていますが、
バイオフィルムができてしまうと、
その膜に阻まれて細菌には届きません。
また、抗薬液なども、
その効果を発揮するためには
バイオフィルムを剥がすことが必要不可欠です。
ところが厄介なことに、
一般的なブラッシングでは
バイオフィルムを取り除くことができないのです。
■歯科で定期的なプロケアを!
歯みがきなどでは取り除けないバイオフィルムを
除去する唯一の方法が、
歯科でプロによるクリーニングを受けることです。
歯科医院では専門の器具を使って、
歯石はもちろん、こうしたバイオフィルムも
しっかりとクリーニングを行うことができます。
バイオフィルムの内側は
細菌にとって最適な環境が保たれているため、
放っておくと、どんどん繁殖します。
むし歯や歯周病などが悪化する原因になり、
そこから全身疾患に繋がる恐れもあるため、
数か月に一度は歯科医院に通って、
お口の中を綺麗に保ちましょう!
ウニクス成田歯科
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