2019年5月24日 (金)
こんにちは!
今回は、前回にもお話した「口呼吸」についてです。
口呼吸が習慣化してしまうと、口腔内の乾燥により虫歯や歯周病、口臭の原因につながっていきますが、口呼吸になってしまう原因にはいくつがあります。
【口呼吸の原因】
・歯並びによるもの
・口周りの筋力が低下し口が閉じにくい
・姿勢の問題
・アレルギーなど慢性的な鼻づまりのため鼻呼吸ができない
・口呼吸の習慣化
もし、ご自身で口呼吸になってしまっているなあと感じている場合は原因を探り、改善していく必要があります。口呼吸から鼻呼吸へと変えていくには、ご自身の努力が必要ですが、気づいたら早めに改善していくことが重要です。
次回は、口呼吸の改善に効果的な体操をご紹介しますので、ぜひ試してみて下さいね!
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2019年5月20日 (月)
こんにちは!
今回は6歳前後に生えてくる永久歯、6歳臼歯の大切さをお話しします。
6歳臼歯はかみ合わせに大きな役割を果たしていて、歯並びや食事をする上での要となります。
かむ力全体の1/3を受け持っていてその力は60㎏に達します。
そんな大事な歯ですが、生えてくるまでに時間がかかり、かむ面の溝が深くて複雑な為とても虫歯になりやすいのです。
生えてから1年のうち50%の子供が虫歯になっています。歯の表面は生えてから2年ほどかけて硬くなるため、フッ素や
予防的に溝を樹脂で埋めてしまうシーラント処置などをして、虫歯にならないように予防しましょう。
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2019年5月17日 (金)
こんにちは!
気が付くと、お口が常に開いたままの状態になっていることはありませんか?口が常に開いてしまう方は「口呼吸」になっている可能性があります。
口呼吸は鼻呼吸よりもお口のトラブルを起こしやすくしてしまうため、早めに鼻呼吸へと改善していく必要があります。
【口呼吸による弊害】
・虫歯や歯周病になりやすい
口が常に開いている状態では、口腔内が乾燥し唾液による洗浄作用が低下。虫歯や歯周病になりやすくなります。
・口臭の原因に
口呼吸は殺菌作用のある唾液が乾燥し、口臭の原因である細菌が繁殖してしまうため口臭につながっていきます。
・カゼやアレルギーを起こしやすい
口呼吸の場合は、乾燥した空気と一緒に細菌やウイルスがそのままのどや気管に届くため、カゼやアレルギーにかかりやすくなってしまいます。
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2019年5月10日 (金)
こんにちは!
今回は歯周ポケットについてのお話2回目です。
以前は、歯周病が進むと歯周ポケットが深くなっていくとお話しましたが、口腔内の細菌には空気が好きな「好気性菌(こうきせいきん)」と、空気が嫌いな「嫌気性菌(けんきせいきん)」の2種類があります。
歯周病の菌は後者の「嫌気性菌」に当たります。
歯周病菌は空気が届きにくい歯茎のすき間に居場所を求め、さらに奥へ奥へと入り込んで勢いを増し歯周ポケットを深くしていくのです。
この歯周ポケットは歯科医院での定期健診などで、測ってもらえます。気になる方はぜひ検診をうけてみましょう!
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2019年5月3日 (金)
こんにちは!
今回は2回に分けて「歯周ポケット」のお話をしたいと思います。
歯と歯ぐきの境目には「歯肉溝(しにくこう)」といわれる1~2ミリの隙間があり、
歯周病菌はこの隙間の奥へと潜り込んでいきます。
そうすると体は菌を追い出そうと防御反応を起こし、歯ぐきの炎症や腫れを起こします。これが歯周病の初期症状です。
歯周病が進行すると歯周ポケットどんどん深くなります。
では何故この歯周ポケットは深くなってしまうのでしょうか?
次回ご説明いたします!
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