2019年6月28日 (金)
以前は削らなくても良いむし歯についてお話しました。
では、初期むし歯はどのようにケアしていくのが良いのでしょうか?
■口腔ケアを徹底する
口腔内に潜む、むし歯菌は食べ物などに含まれる「糖」をエサにして活動していきます。食後はしっかりと歯磨きをするクセをつけ初期むし歯を進めないような口腔状態にしましょう。また歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシを使用し細かいところまで磨き残しを無くすことも重要です。
■フッ素
歯科医院でもよく耳にする「フッ素」は歯のエナメル質を強化し溶けにくくするという効果があります。また再石灰化を促進するという効果もあるので歯を丈夫に、むし歯の進行を止める役割をしてくれます。
■定期的に検診に行く
初期むし歯だからといって安心せず、定期的に歯科検診にてむし歯の進行具合を確認しましょう。また歯科検診ではクリーニングをしてもらえることがほとんどですので歯石の除去やブラッシング指導などむし歯の進行を防止することにもつながります。
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2019年6月21日 (金)
こんにちは!
むし歯と聞くと削って治療しなくてはいけない…とイメージされがちです。しかし、歯を削った部分と詰め物の境目からむし歯になってしまったり、詰め物の劣化によりさらに削って詰め物をやり直さなくてはいけなくなったりとむやみに削ってしまうことは「二次むし歯」になる確率が高くなってしまうことがわかってきました。
むし歯の最初の段階が「初期むし歯」といわれ歯科医院では「CO(エナメル質が溶け出した状態」と呼んでいます。
この状態であればその後しっかりと口腔ケアを続けることによりむし歯の進行を止められることがわかり最近では初期むし歯であれば削らずに経過観察する方法が進められているのです。
そのため、初期むし歯の場合であれば削らなくとも回復する可能性があるため、早めのうちに検診で見つける必要があります。
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2019年6月14日 (金)
こんにちは!
以前に歯科治療で金属を使用する弊害についてお話していきました。ではメタルフリー治療ではどのようなモノがあるのでしょうか?
今回は一般的な治療方法を2つご紹介していきます。
・オールセラミック
セラミック(陶器)を焼きしめた人工歯で、自然な輝きとツヤがあり審美性・耐久性に優れた素材です。微妙な色調を再現しやすく、前歯などの治療で使われます。メタルフリー(金属を使用しない)なので、金属アレルギーの心配がありません。
・ファイバーコア
ファイバーコアはグラスファイバーを芯にして、その上からプラスチック素材を被せた歯の土台です。むし歯治療で歯を大きく削ったとき、歯を支える土台を入れてから被せ物を装着します。歯の色に近いので、被せ物を装着したときに自然で美しく仕上がります。
現在金属が入っていて心配な方はお気軽に歯科医院でご相談下さい。
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2019年6月13日 (木)
2019年6月13日
こんにちは!
誤嚥性肺炎という言葉を聞いたことがありますか。
通常は食べ物が気管に入りそうになっても、むせたり、せき込んだりして、排出されるのですが、高齢者や体力が落ちている人は、それがうまくできません。
そして食べ物が肺に入り、細菌が増殖して誤嚥性肺炎を起こすことがあります。
誤嚥性肺炎を防ぐには、
1、口の中を清潔にして、細菌の数を減らす。
(クリーニングや歯周病の治療は、誤嚥性肺炎のリスクを減らす効果が大きい。)
2、喉の機能を衰えさせないこと。
(楽しいおしゃべりやカラオケが、喉の衰えを防ぐ。)
誤嚥性肺炎を予防し、人生を楽しみましょう。
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2019年6月7日 (金)
こんにちは!
メタルフリーという言葉を聞いたことがありますか?メタルフリーとは虫歯治療の際に、被せものや詰めものに金属を一切使わず治療を行う方法です。金属は、歯肉の黒ずみや金属アレルギーなどのトラブルを起こしやすいというデメリットがあるため現在多くの医院でメタルフリーの治療を進めています。
メタルを使うことによるデメリット
・金属アレルギー
お口の中に入った金属は、劣化してサビはじめ金属イオンが発生します。この金属イオンが体内に入り込み、アレルギー反応を起こしてしまいます。
・変色
金属は歯ぐきの変色を起こす原因にもなり、金属イオンが溶け出して歯肉に入り込んでしまうために起こることです。しかし、メタルフリーの治療を行うことにより元の歯ぐきの色に戻っていきます。
歯ぐきの黒ずみに悩んでいる方はもしかしたら金属が原因かもしれません。
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